壁紙探しの回答
「現在、自宅に貼ってある壁紙の品番を調べて欲しい。」と言うご依頼です。(有料サービスです。)その回答事例です。
「壁紙の世界」の複雑さを感じ取れると思います。特殊な事例ですが、参考になると思います。
似ている
同じ壁紙は見つかりませんでした。(比較的に)似た感じの品番をご案内します。
サンゲツ 「RE7682」
リリカラ 「LL8645」と「LL8646」
ちょうどこの品番の間の色のような気がします。(そんな物は無いのですが)
お近くのメーカーショールームなどでサンプルを取り寄せることが出来ます。
A4サイズくらいで来るので、だいぶ分かりやすいと思います。
どういうことか?
廃番もしくはそのマンション専用に作ったクロス(特注クロス)の可能性があります。
または、サンゲツ・リリカラ以外の別メーカーの物。
マンションでは時折、特注クロスを使用する場合があります。
付加価値なのか、オリジナリティーなのか、既存の物より「ちょっとだけ色を変える」程度の壁紙を作ったりします。
補足
特注クロスは見本帳には載っていないので探しようがありません。そして「品番」が分からないと注文出来ません。また、壁紙代が異常に高い場合が多々あります。
補修する場合の対策
他の場所から壁紙を剥がして再利用します。剥がした壁紙を使って補修します。
こんな感じで工事します。
壁紙がない場所の補修方法
なぜ、違う場所から壁紙を剥がして工事をしなければいけないのか?
つまり、仮に新たな同じ壁紙が手に入ったとしても「補修用壁紙としては使えない。」と言うことです。品番が同じでも、生産時期が違うと色が違う。
一面全て貼り替えるなら問題ありません。部分補修だと違和感が出ると言うことです。
何を目的に品番を調べているのかは分かりませんが
今回の場合も同様に考えて他の場所の壁紙を剥がして再利用し、剥がしたところは、似た感じの壁紙を貼る。と言う手順が良いと思います。
それでも、出来るだけ違和感を感じないように目立たないところを剥がすことを進めます。
広範囲の貼り替えが必要な場合は、この考え方は通用しません。
剥がそうと思った場所の壁紙が(途中で破れずに)全て綺麗に剥がせる保証が無いからです。
Tag: 補修の予備知識
関連ページ
related