破れた壁紙の再利用|壁穴の補修

「破れた壁紙の再利用」とは、壁に穴があいて破れてしまった壁紙を使って補修することです。
まさに、壁紙を「再利用」して補修します。
一般的な壁紙であれば、新しい壁紙を貼るよりもきれいに補修できます。
人によっては若干つなぎ目が気になる場合もありえます。
ですが、意外と綺麗に直ります。
注意 「跡かたもなく。」という保証はできません。
壁紙によって仕上がりに差があり、やってみないと分かりません。
また、新築マンションを買った人に多いのですが、壁紙にコーティング材を塗っている場合は工事出来ません。
→コーティングとは
上手くいった事例と上手くいかなかった事例
以下では、「上手くいった事例」と「上手くいかなかった事例」を紹介します。何度も言いますが100%綺麗に直る保証は出来ません。
破れた壁紙の再利用 補修事例1
これは上手くいった事例です。「跡形も無い。」です。
壁紙には『相性』があります。少々破れていても、丁寧につなぎ合わせると傷口が綺麗に収まるときがあります。
- 所要時間1時間前後
- 料金10000円。
破れた壁紙の再利用 補修事例2
これは手ごわかった・・・
完璧には補修できず画像では分かりにくいですが結構つなぎ目が目立ちます。
「ぱっと見わからない。」ということで
これは苦労しましたねぇ。ここまでボロボロだと大変です。
『相性云々』の問題ではありません。それでも、辛抱強くつなぎ合わせることで、「ぱっと見は分らない。」というレベルまでは仕上げました。
- 所要時間3時間半
- 料金25000円。
ちなみに、「壁紙を捨てちゃった。」「中に落ちちゃった」と言う場合はこちらを見てください。
→壁紙がない場所の補修方法
破れた壁紙の再利用 施工例3
一部に、薄らとつなぎ目が見えます。この後に、もう少し目立たなくします。(秘密)
ちょっとだけ、壁紙に付いた「クセ」が残りました。
これは、何か硬いものが当たって出来た損傷だと思います。壁紙に、強烈な癖が付いています。ちょうど当たって破れた部分です。
破れた壁紙の再利用 施工例4
薄い壁紙は見立ちやすい。薄くても目立たない場合もあります。やってみないと分かりません。
また、この穴は1年放置したそうです。(見せしめのために。)それも、綺麗にならない原因の一つです。補修は、早いほうがやりやすいです。
こちらの詳細記事は、
→港区廊下の壁穴の修復
施工後の反応
過去に「上手く行った。」という報告は上がってきています。
ですが「ばれた。」という報告は上がってません。
単純に私に言わないだけかもしれません。
そもそも「跡形も無く。」と言う保証はしていませんから。
ただし、施工直後のお客様の反応を見る限り、手ごたえのようなものはあります。
まとめ
このように、上手くいく場合と上手くいかない場合があります。
確率は10対1以下です。
ほとんどは上手くいくのですが、たまに、上手くいかない場合もあります。
私が最善・最良を尽くしているのが伝わっているのか、どのお客さんもご納得いただいています。
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